Innovationによる生産性の向上−人口減少社会で

今学期の放送大学で「身近な統計(12)」を取っていて、P48に2050年の日本の人口構成を表したヒストグラムが載っている。ひのえうまの生まれの人は84歳となっていて、だったら、私はきっと生きているなと思った。子どもは47歳と44歳の壮年期、どんな人生を歩んでいるんだろうか。2050年までsustainableな幸せを考えなくちゃ。
その時65歳以上の人口構成比は32.3%、生産人口(15歳から64歳まで)54.5%となっている。(1995年時点では69.5%)そして、0歳から64歳までは長方形、その上が100歳を頂点とする三角形。これって少なく生んで大事に育てる、なかなか死なないという人類の夢だった産児制限と長寿が達成された社会を表しているのではないか。
古田隆彦著『人口減少社会のマーケティング−新市場を創る9つの消費行動 』生産性出版 (2003.7)
21世紀のトリレンマ:人口爆発、食料・資源不足、環境悪化に対応するべく、人口は減少して、GDP総額は増えなくても一人あたりGDPは増加するような社会、生活水準を落とさない社会を考えなければいけないと説く。今までの右肩上がりの経済成長のルールではなく、インターマーケティング、「自足」が必要と。Rhizome(地下茎)根っこが社会を動かす、スローライフで知足化、縮小・濃縮化。
千のプラトー 資本主義と分裂症』
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ(共著)

Arbre et radicelle